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セーバー、2004年10月、ケータイ動画をキャリア間で 最適化変換するモジュール「mini-it EM」発表
2004.10.13
セーバー株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役 諸戸 清光)は、携帯電話で撮影した動画ファイルやPC用に作成した動画ファイルを、DoCoMo、au、Vodafone等、キャリアの垣根を越えて、各ケータイ端末(注1)向けに最適化して変換するトランスコーディングサーバーソフトウェア用モジュール「mini-it EM(ミニット イーエム)」を発表します。これにより動画の形式を気にする事なくケータイ向けに動画の配信ができるようになります。
■「mini-it BB」で培ったノウハウを凝縮させた「mini-it EM (Essential Module)」
ケータイ端末はキャリア毎に別々の仕様があるのはもちろん、同じキャリア内でも画面サイズ、表示形式、データ容量等、端末個々の仕様が存在しています。またその進化の早さから、古い機種と新機種が入り交じり、すべてのケータイに対応したコンテンツを提供し続けるのは非常にコストのかかるたいへんな作業になってきました。セーバーではこのような問題を解決するべく2002年にページ記述言語、静止画、そして世界ではじめて動画変換にも対応したケータイ向けトランスコーディングサーバー「mini-it BB」を発表し、今では数多くの企業やCP様のバックエンドに利用されています。
さらに、この度「mini-it BB」の機能の中から、これからのケータイ市場で非常に大きな注目を集めている動画変換のみをピックアップし、使いやすさや機能をより向上させつつ、独自インターフェースを搭載することが可能なモジュールの形式を取っているのが「mini-it EM」です。「mini-it EM」を利用すれば、既に大量の動画像を保有している、あるいはこれから動画像が増え続けていくサービス提供会社にとって、大きなコストメリットが生じるだけでなく、それを見た利用者の方々に満足していただける情報を配信することができるようになります。(注1)動画の再生が可能な端末に限られます。
■「mini-it EM」 機能と特徴
・入出力は、3gpp、amc、3gpp2等主要な形式に対応。
・各種動画ならびに音声用のライセンスを取得済み。
・PC用の動画形式にも対応、長い動画は一定の長さに分割。
・動画からサムネイル画像を自動生成する機能が標準装備。