セーバー株式会社（代表取締役CEO：諸戸 清光、本社：千代田区丸の内）は、世界に先駆けて開発した世界初の携帯電話向けリアルタイム自動動画変換を実現するトランスレーションソフト「mini-it BB（ミニットBB）」をモバイル・ソリューションとして提供を開始いたしました。
「mini-it BB」は、Webページやイントラネット内の情報を携帯電話、PHS、携帯情報端末、および携帯電話間でリアルタイムに動的変換するトランスコードソフト（変換エンジン）である「mini-it」をベースに、動画変換機能を搭載したブロードバンド向けコンテンツに対応した、全自動の動画変換及びトランスコードソフトです。
このたび動画変換機能の実現により、パソコン向けの動画ファイルをｉモードのi-motion(iモーション)や、EZwebのezmovieへリアル
「mini-it BB」の導入により、動画機能付き第三世代携帯電話へ対して高速のデータ配信サービスを利用し、オンデマンドでの映画やCM情報など、WEB上の多彩な動画コンテンツをパソコンユーザー向けのコンテンツに手を加えることなく容易に提供することが出来るようになります。これにより、エンドユーザーは動画再生機能のある携帯電話で、高品質な最新の映像・動画を再生するサービスが利用できるようになり、携帯電話で手軽に多彩な最新情報のブロードバンドコンテンツを楽しめるようになります。
なお、本製品は、日本SGIを通して販売され、東日本電信電話株式会社（本社：東京都新宿区、社長：三浦 惺）及びエヌ・ティ・ティ・ビズリンク株式会社（本社 東京都文京区、社長 神田 文男）が今後提供を検討している統合的なコンテンツ変換ソリューション及びサービスにおいて採用される予定です。

■モバイル。ブロードバンド市場へのセーバーの対応

ブロードバンドサービスが注目されるにしたがい携帯電話への映像・動画配信の関心が高まっており、市場ではより高速で信頼性の高い変換技術や製品が求められています。また各社から第三世代携帯電話による高速なデータ通信サービスが開始されており、こうした市場ニーズに対して「mini-it」 の実績を活かして、新たにブロードバンド対応版が開発されました。
同製品は、既に大手プロバイダーや携帯向け証券取引サイトサービス並びにECサイトや公式コンテンツサービスを支え続けてきた「mini-it」で実現していた、高速なレスポンス性能や安定性を継続しながらも、より高速な通信サービスに対応し、映画などの動画コンテンツの変換を実現して携帯端末へのコンテンツ提供をより容易にします。
セーバーでは今後、確実に拡大するであろう動画による情報伝達方法を、より多くの端末環境に対してシームレスに提供すべく「mini－it BB」を発表いたしました。「mini－it BB」は今後登場してくるあらゆるブロードバンド・マルチメディア対応型携帯端末に対しても逐次対応を行ってゆく予定です。